福吉選手 群馬CSCレポート
実業団(E3)初めてのレース&初めての群馬CSC
コースは登りは全力で踏めば付いていけなくはない距離と斜度。
勝負が付くとしたらダラ坂から心臓破りに掛けてのペースアップで削られて、
最終コーナーの位置取りからのロングスプリント勝負になるのかなとイメージしてレースに臨む。
レースは、最初のうちはニュートラルカーが入ってのスタート。
ブレーキ掛けるとフロントタイヤがアウト側に滑って行きそうな嫌な感覚。
やっぱり今日は自転車に乗れていないなぁと実感。
監督からは落車はするなとの指示。
取りあえず前に上がって先頭集団についておく。
S字でバンバン抜かれるも登り返しで抜き返すを繰り返す展開。
何度もS字を抜けるも他の選手と同じペースで抜けていける気がしない。
なんでこんなに接地感が無い?いつものイン側にグイッと行けるグリップ感はどこ?
フロントフォーク割れてんじゃないの??
機材を疑うと余計に怖くなる。
最終ラップ、
S字で相変わらず置いて行かれるも、
ヘアピン抜けた辺りで自分の後ろの選手が集団にブリッジを掛けてくれる。
ありがたく乗って先頭集団に復帰。
前も詰まってるしインナートップ(39-11)のまま脚を回したり止めたりしながら心臓破りへ。
前を目指すも詰まってて前に行けない。
監督の指示通り心臓破りのコーナをアウト側から単独で抜けて先頭を追いかける。
最終コーナ手前で逃げた先頭集団に追いついて位置取りに交ろうとするも、既に自分が入れる場所がない。
そのまま下り基調のホームストレートでスプリントがかかる。
位置取りで脚を使ったからか、前を走ってる選手は脚が売り切れてペースが落ちて詰まったまま。
脚止めたりブレーキあてたりしながら踏み切れずにゴールラインを切る。
脚が残ってても位置取りに参加すらできなければレースでは勝てないんだと実感。
S字がいつも以上に怖かったのは自分の技術不足とフロントタイヤのグリップがヘタってるのかも。
次回に向けて8の字の練習と位置取りスプリント練習という課題が分かりました。
ホイール:C50(F:VELOFLEX Extreme<8.0Bar> R:Vittoria CORSA SR<8.0Bar>)
ギヤ:53/39-11/25
ゴールスプリント前の位置取り争い!!