見てて心臓止まるかと思いました。。
本日、栃木県那須特設コースで開催された全日本ロードレース選手権大会。
ウーノチームからは女子エリートに大堀さん、男子エリートに鈴木君が出走。
特に大堀さんは今日のレースに向けて万全の準備をしてきました。
今年の全日本選手権のコースが細かいアップダウンの連続ということで、
得意なヒルクライムレースには出場せず、全日本のコースに近い群馬CSCでのレースと
地元での全日本を想定したコースでの周回練習を繰り返してきた。
そして本番。
レースは当初予想していたいようなアタック合戦のような展開ではなく、
淡々と集団は進んで行く、途中3名の逃げが1分半の差をつけて逃げるも、
最終周回を前に吸収され、集団は1つで最終周回へ突入。
誰もがこのままスプリントか。。。!?と予想する中、
なんとラスト10km地点の下りで大堀さんが少しだけ抜け出す形に。
それをチャンスと感じた大堀さんは満を持して全力の単独アタック!
苦手であった平坦区間で一気に50秒まで広げ独走もーどへ、
集団もタイム差を聞いて焦って追走を開始すると、
会場のお客さん達も最終周回での無名選手の単独アタックに ざわざわ。。
すぐに捕まるかと思いきや捕まらない。。。
残り5km。追走6人タイム差は縮まるか。。。!?
いや!むしろ広がってる!!?
いよいよ会場もミラクルが起こるのでは!?という空気に。。。
ラスト2km。捕まったか!?
いや!15秒のアドバンテージ!!!!
監督含めスタッフ達はまさかの展開に心臓ばくばく!
ちょっといきなりそんな。。
そんな期待の中、残り800m地点に居た監督の前を15秒のタイム差で通過!
監督も全開で応援!もうこうなると応援することしかできないスタッフ達。
会場全員がまさかの逃げ切りか?吸収か?と固唾を飲んで見守る中、
ゴール100mに現れたのは大堀選手!
しかし!!!
そのすぐ後ろで全開のスプリント体制の優勝候補の選手達!!!!
大堀さんは惜しくもゴール80m手前で吸収されてしまい、そのまま7位でゴール。
ただ、今日このレースで唯一優勝候補2名に勝てる可能性があったのは
大堀選手ただ一人だったと思う。
もし、集団に居てスプリントをしたとしても、優勝の可能性はなかった。
そういう意味ではラスト周回でのアタックは結果には結びつかなかったが
勝つための動きとしては最善であったし、
監督の心臓を止めるには十分すぎるドキドキを与えたのは間違いない。
この悔しさはシーズン後半のレースで晴らしたい!!
本人のレポートも後日アップいたします。
↓写真はシクロワイアードさんの物をお借りしました。