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東日本ロードクラシック群馬大会 福吉選手レポート

大会名:第51回 JBCF 東日本ロードクラシック群馬大会 Day-2

日付:2017年4月23日

天候:晴れ

コース:

6km×3周回

参加人数:

E3-2組目 優勝(65名)

<今回の作戦>

・必ず先頭集団にいる。

・逃げがあれば乗るけど、1人で下手な逃げはしない。

・先頭は全力では引かない。

<レース内容>

・スタート位置への移動時に最前列の真ん中に位置取る事に成功。

(両サイドはコースが先細りで、前に居ても後ろに下る事になるので回避)

スタートを待つ間に左クリートのキャッチ感を再確認。

(スタート位置への移動中に左クリートのキャッチミスして片足ペダルで移動したので、

左クリートを確かめる。やっぱり入りづらい…)

ローリングスタートだし大丈夫でしょっとあまり気にせずスタート。

<1周目>

意外とあっさりキャッチ出来てそのまま集団中央2番目で前と横の様子を伺う。

右脇を走る選手のハンドルが軽く太腿に当たる位の過密状態。

COMカーを見ながらゆっくり進む。

周りの人から

『今日は落車無く安全に行こう!』

『積極的に声出して行こう!』と声掛けが行われ、

『ラインキープ、コーナー、減速〜、ブレーキ〜。』

序盤の緊張が大分和らぐ。

目の前の選手が今にも飛び出しそうな雰囲気だったので、タイミングを合わせる。

ヘアピン抜けてCOMカーが加速し、リアルスタート!

(ここからスタートだと、まだ後ろはヘアピン抜けてる最中じゃないのか?)

先頭が一気にスピードアップ、自分も構えていたのでそのまま追走。登り返しで先頭に。

少し引いて先頭交代、下りで更に1名飛び出たので後ろに着いて追走、

5名程のローテーション上手く回らず登り坂。

後ろを確認するも集団は縦長で連なっていて、流石に分断迄は至っていない。

先程飛び出した645番(Köchel V.C.SPUTNIK)の選手の後ろに張り付いて更にペースアップ。

2人で集団から少し先行する。

心臓破り手前で2人で回そうと言われ共闘しながら坂を登りバックストレートから前を引く。

後ろに付いていくのも結構厳しかったので、

取り敢えずマークしておこうとゼッケン番号を覚える。(645番)

ホームストレート、集団から少し先行している程度なのであまり無理はしないで無難に通過。

<2周目>

ホームストレート抜けて右コーナー終わった下りで黄色いジャージの2名がアタック!

直ぐに反応して追走。

S字手前で捕まえるも先行した1名のコーナリングについて行けず、少し遅れてヘアピン入口で追いつく。

ヘアピン抜けて登り返しを黄色いジャージの2名がローテーションしながら引いていくので、後ろに着くも直ぐに先頭に回される。

結構脚使ってる気がしたので暫く集団に潜って脚を休めながらの心臓破りの右コーナー。

自分の直ぐ左前を走る選手と、インベタを走る選手が急にイン側に近付き、

直ぐそばに居た観客から危なぃ!と声が上がる。

自分のスペースが無くなりブレーキと咄嗟にハンドルを引いてギリギリ交わせた。

(危なっ!)

バックストレートも集団の中で脚を休める。

ホームストレートで1人飛び出したので、

直ぐに追走して後ろに着く。

<ファイナルラップ>

ホームストレート後の右コーナー、

他のチームの方が脚貯めろと指示しているのを聞いて、

自分も脚を貯めようと考えるも下りで先頭に。

集団から少し先行してたので軽めに踏んで様子を伺ってみる。

右手に駐車場が見える辺りで後ろに人影を感じて、そのまま抜かせて3番手でS字、ヘアピンと抜ける。

S字とヘアピンで少し遅れたので登り返しで繋ぎ直す。

空かさずさっきの645番(Köchel V.C.SPUTNIK)の選手が前に出てくれたので後ろに着いて行く。

心臓破り手前のコーナーから1名がアタック。

少し間を置いて追走1名。

反応しようか迷うもかなりの速度差があったのと、他の選手も脚を貯めてるのを感じていたので他の人に追ってもらう事にして集団に残る。

(この距離を1人で逃げるのはかなり厳しいはず。)

心臓破りで『此処で切れたらスプリント絡めないぞ!』

って声が聞こえる。

ダンシングで登っていく前の選手の後ろを只管シッティングで追う。

登り切ってバックストレート。

先行2名と自分を含めた追走集団5〜6名。

集団先頭の選手が残り1kmまでしっかり引いてくれていたので、下手に前に出ずに2番手でトレインに乗る。

残り500m、スプリントの位置取りを考えて中央やや右寄りに居ておく。(一昨年は此処で後ろにいて失敗したのでとか思い出す)

先頭引いてくれてた選手が失速し、後ろに他の選手の雰囲気も無い。

逃げてた2名のうち1名を吸収。

逃げてた残り1名の後ろ姿が見えてくる。(300mの看板あたり。)

此処からスプリント仕掛けてもゴールまで届くか微妙な距離。

しきりに後ろを振り返って集団を気にしているけれど、左コーナーイン側ギリギリから追いかけてる自分はまだ見えていないはず。

ジワジワ近づいて一気に抜き去り、下り切るまでシッティングで我慢して登り返しでダンシング!

後ろに他の選手の雰囲気無し!

監督の『行けーー!』って声とチーム員の姿と声援が聞こえて来てペダルに力が入り、そのままゴール。

ゴールした瞬間に集団が付いて来てなかったのでもう1周有ったのか?

っと思って残り周回看板見るとFのマーク。

コースアウトの指示があって良かった終わったと実感しました。

<機材の感想>

LOOK795:

加速力は言わずもがな、追風受けると滅法速いです。

エアロロードはそう言うもの?

9000系C50TU:

コーナー立ち上がりで脚を使わずに前に追いつける加速力と高速巡行性能が非常に良いです。

MAVIC YKSION(タイヤ):

初めてMAVICのチューブラータイヤを使いましたが、チューブラー感をあまり感じられず、

普段使用しているクリンチャーと変わらないので今回は逆に扱いやすかったです。

安定したグリップ力で限界を教えてくれるのは、コーナーリング時の不安を1つ取り去ってくれます。

空気圧が落ちにくいのは長時間のレースでは利点になるのかも知れない?(今回は短距離でしたが…)

今回は昨年、一昨年の反省を生かし自分の弱点(下手に1人で逃げたり、登り返しで無駄に踏んで垂れたり、下りコーナーが異様に下手だったり、登りが苦手だったり)を把握出来ていたので、それなりに対策を行って挑めました。

ただ、今年はインターバルトレーニングをまだ行ってなかったのでアタック合戦は避けたく、

集団の前で適度にコントロール出来たのは良かったです。

(逃げを潰してしまっていただけにも思いますが。)

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フレーム:LOOK795(2015) (7.1kg)

コンポ:シマノデュラエースDi2-9050(53/39 11-28)

ホイール:F/R シマノC50)

タイヤ:<F>MAVIC YKSION PRO GRIPLINK23C(7.5bar)

   <R>MAVIC YKSION PRO POWERLINK 23C(8bar)

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