第1回JBCF修善寺ロードレース Day-1 大塚選手レポート
大会名:第1回JBCF修善寺ロードレース Day-1
天候:曇り5℃
コース:右回り8km×4周
カテゴリ:E3 163名
結果:97位/143名完走
1:11:09(+10:34)、NP252W (3.9W/kg)、AP196W、158/174拍、87回転
ラップタイムとNP
18:33 261W
17:29 242W
17:56 231W
17:10 272W
とりあえず無理せず完走を狙う。調子はいつもと変わりない。招集直前までピストを回していたので、身体はあまり冷えなかった。E1でローリング中に落車があり、E3でも当然に起こることを想定する。右側前方に位置したところ、コースの袖に片山右京氏の姿が見えた。
ローリングスタートしてからは登りで加速、下りでブレーキを繰り返す。危険しか感じなかったので安定して真っ直ぐ走る選手(例:横浜高校の選手)の近くを走るようにする。あまりにもギクシャクするので楽しささえ感じた。
秀峰亭では前から10-15列目のやや右に位置していた。磯部さんは左側で同じくらいの位置であったと記憶している。8kmコース入り口で左にコースアウトした選手と落車の声。このあたりから脚のある広谷君は前に行き始める。300W以上なのだが、前の選手に付いていくのがやっと。
直後の見通しが良く勾配が緩い区間、特に何もないところだったが、視界の左端で突然の落車。自転車を押して走るシクロ的な選手と寸断された後続を確認する。
最高点からの下りで集団が詰まったと思ったら、競輪学校バンクの激坂で再びローリングインターバルがかかる。1分20秒で平均375W(5.9W/kg)出ていたのだが、坂を登ると集団ははるか前方に。
もしこのローリングをドローンで空撮していたら、とても興味深い映像が撮れたのではないだろうか。
修善寺ローリングという新ジャンルを体感した後はマイペースで走る。横Gが感じられる下りコーナーは割と好きな感じで、単独だったり前の選手が速かったりすると爽快感がある。一方の登りは自分を含めマラソン大会後半のような惨状である。
腰背部の筋疲労が珍しく強めに出たが、高強度域のシッティングで踏み付けがち、実走の不足、ギアが1枚足りないなどの理由が考えられる。zwiftばかりでは修善寺に適応できないことがよくわかる。
入賞可能性がなければローリング位置取りには参加せず、最後尾からゆったり入るというのも修善寺では1つの選択肢だろう。また基本的なことだが落車予防という観点から、試走時には次のことをよく頭に入れておく必要があると改めて思った。
①コースが細くなる始点
②路面の荒れやクラックの位置
③コーン等が置いてあるポイント
④何もないけど落車が発生しそうな区間
〈機材〉
Focus CAYO2.0
アルテグラ52/36 11-28
Vision TriMax30
MAVIC YKSION PRO(前後7.5-8.0bar)