第5回 JBCF 宇都宮クリテリウム 大塚選手レポート
大会名:第5回 JBCF 宇都宮クリテリウム
天候:晴れ
コース:3km×6周
カテゴリ:E3-2組
結果:なし(完走ポイントは付与)
データ:なし
二度あることは三度あるということで、今回も落車の影響を受ける。
試走をしていないので、磯部さんにコースの状況を教えてもらう。ホームストレート後の第1コーナー外側が荒れているとのこと。E3の前に行われるPのレースで、第1コーナーと180度コーナーでのライン取りやコーナー進入速度を観察する。
駐車場を周回する形でアップをするものの、いまいち心拍が上がらない。体調はいたって良好なのだが。やはりアップはローラーの方が良い。検車をしてからウォームアップゾーンで流していると、E3の1組目で先頭付近を走る磯部さんと、5名程度の集団を回している長澤さんを見かける。この辺で充電し忘れていたサイコンが電池切れになり、少しやる気が失われる。
試走をしていないので集団の中で走る気が起こらず、最後尾に付ける。省エネと路面状況の観察のため、ストレートで離れコーナーで詰めてということを繰り返していると、1周しないうちに前方の4、5名が中切れを起こしている。残りは脚の残っている選手で回していくという練習に移る。
2周目の最終コーナーの1つ手前(第5コーナーとする)で落車の跡が見られる。内側に倒れている選手、外側の中央分離帯からフラフラとコースを横切ろうとする選手がいたので注意喚起する。次の周、第2コーナー外側で落車があったようで、立ちあがって自転車に乗ろうとしている選手が1名。第5コーナーは依然として右半分が規制されており伸びている選手。意識があるようには見えなかった。
自分とコーナーの処理が全然違うなと思いながら2人で回す。180度コーナーでは長澤さんから、先頭集団がローリングに入ったから追いつけるとの情報を頂く。すると先頭に追いついてしまう。スタート位置で集団は停止し、そのまま時間が経過する。
運営から、選手の頸部が損傷している可能性があり、全く動かせない状態であることと、交通規制解除の時刻が近いことから、レースはキャンセルされることが伝えられる。落車された選手の回復を祈るばかりである。
【機材】
Focus CAYO2.0
アルテグラ52/36 11-28
Vision TriMax30
MAVIC YKSION PRO(前7.5bar、後8.0bar)