第18回JBCF 石川サイクルロードレース 福吉選手レポート
大会名:第18回JBCF 石川サイクルロードレース
日付:2019年7月14日
天候:雨
コース:
13.6km×5周+7km
結果:
E1-60位(107名)
<今回の目標>
・残れる所まで先頭集団に残る。
<レース内容>
前日の試走で危なそうな所が2箇所、
その他はブレーキかける所は無さそうなので、
空気圧もドライの時と変えずに同じ圧とした。
駐車場からパレードスタート地点までレインウェアを着て、移動しながら軽くウォーミングアップ。
検車を受けて体育館下で雨宿り。
JPTのすぐ後でパレードスタート。
雨ざらしで自転車を並べるよりは、集団最後尾でも、
少しでもチェーンオイルが抜けてない方がと
雨を避けて最後尾でのスタート。
(結構そんな感じの人も多かった)
パレード中に街中の人に声援貰って手を振り返したり楽しみつつのパレード。
集団が伸びたり縮んだりしてるうちにいつもと同じくらいの位置へ移動。
周回コースに入って少ししてリアルスタート。
2名が飛び出してそれを追走する集団。
自分は集団内でぬくぬく…ともいかず、
前走者の巻き上げる水飛沫が顔に掛かるので、
少し横に構えて付いて行く。
1周目のFEED手前でカッパを脱ぎ捨てた選手に罵声が飛んでいた。
4kmの登りは斜度も緩めでアタックもなく淡々と。
右折して速度が上がる。
下って十字路を直角に右折!
試走時は赤点滅だから、一旦停止でしか曲がっていない。
手前のグレーチングが嫌な位置にあって、ウェットコンディションでレーススピードだと速度を落としきれない。
ブレーキングでリアがスリップしだしたのを感じてブレーキ緩めて慎重に曲がる。
直角の右コーナーは出口が狭い。
S字などは集団内なら速度もそれ程上がらず問題なし。
登り返しも淡々とこなし、2周目も特に変わらず。
3周目の登りで先頭集団最後尾付近に。
そろそろヤバい。
FEED過ぎて直角右折、少し登った所で速度が上がって置いていかれる。
後ろを振り返ると2名ほどポツポツと。
自分のラインで下りながら後ろとの距離を確かめる。
S字コーナーで白線を踏んだらツルツルっと滑って少し焦る。
直角コーナーはしっかり速度を落として慎重に抜ける。
登り区間で後ろから来た3名と合流して、4人で回す。
空気圧高めな自分は下りで攻めれない。
下りは3名に任せて登り返しで追いついて、登りを少しずつ引く。
先頭差3分30秒と聞き、次の周回で降ろされるのかと覚悟を決めて必死に走る。
ローテーションも良く回るグルペット。
溢れて来た人を吸収しながら、この周回を凌げばもしかしたら完走行けるかも?
僅かな希望に向けて必死に登る。
最終ラップに入る1周前で前方に大きな集団を発見する。
あの集団に繋げる事が出来れば完走いけるかも!
逆にゴール地点迄に繋げなければ降ろされる可能性大…。
2名がブリッジで飛び出して行くも、
自分含めた他のメンバーはつききれない。
あと2km、なんとか詰めなくては。
斜度が緩くなった部分で先頭代わってもらいつつ、
ゴール地点までにギリギリ詰めて最終ラップへ。
登りで集団に潜るも下りの速度が速い。
この速度、さっき一人で滑ったやつだ。
落車して巻き込んでも嫌なので、登り返しで追いつけば良いやと集団から少し離れて一人で下る。
アップダウン区間でジワジワと離されていく。
登りの速度がかなり上がっていて、集団を詰めきれない。
残り4kmの登り地点で既に前の集団が見えない差に。
2名溢れている選手を見つけて、残り3kmくらいで1名を抜く。
後ろに付かれているけど気にせずに自分のペースでもう1名を捉え、
そのまま先行しゴールスプリント勝負になると不利だなと考えていた。
少ししたらFEED手前で抜き返してダンシングで引き離して来た。
これは良い展開と自分のペースで付いていき、
残り200mの直角右折で再び捉えてラストスパート。
そのままゴール。
ヘビーウェットの雨レースなのに、
空気圧を高くし過ぎて下りコーナーで限界速度が低くなり、
いつもより遅くなって集団から離脱してしまった。
雨のレースはブレーキの効き始めにかなりラグがあるので、
事前に当て効きさせててもスピードコントロールが難しい。
帰りがけに食べた、
「お菓子のさかい」のケーキが美味しかったです。
<機材など>
LOOK795(2015) (6.9kg)
コンポ:シマノデュラエースDi2-9050(53/39 11-28T)
ホイール:F/R mavic COSMIC ULTIMATE
タイヤ:<F>MAVIC YKSION PRO GRIPLINK23C(8.3bar)
<R>MAVIC YKSION PRO POWERLINK 23C(8.5bar)